◇ 実用新案とは

実用新案とは何でしょうか?

実用新案とは、特許と同じように発明を保護するものです。そのなかでも特に、物品の形状や構造,またはその組み合わせに関する考案を保護するための制度です。
たとえば「あるものにくぼみをつけて、持ち運びを容易にした」など、高度ではないが有用なアイデアを考えたときは、それを実用新案権によって保護することを考えてみましょう。

実用新案は特許と比べ、
 1 「発明」よりも高度でない「考案」を対象とする点
 2 物品の形状や構造またはその組み合わせを対象とする点
において大きく異なります。

まず、特許が「発明」を対象とするのに対し、実用新案では「考案」を保護する対象とします。
「発明」と「考案」の違いはその高度さにあります。すなわち、特許では保護されないような、高度でない有用な創作(考案)も実用新案の制度で保護することができるのです。

しかし、実用新案の保護対象は限られ、「物品の形状や構造またはその組み合わせ」が対象となります。
特許では対象となるような、方法やコンピュータプログラム、その他一定の形状を有さないもの等は、実用新案によって保護することができない点に注意してください。